20年以上の歴史をもつマレーシアのセランゴール州とシンガポールの交流マッチ、セランゴール・スルタン・カップが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック以来、初の開催が先日発表されました。今回はそのセランゴール・スルタン・カップの内容と、そこにシンガポールリーグ選抜で選出された日本人選手を紹介していきます。
セランゴール・スルタン・カップ(SOSカップ)とは
マレーシアカップ時代の2001 年に設立された セランゴール・スルタン・カップ(SOSカップ)は、シンガポールのマレーシア・セランゴール州のスポーツを通じた友好関係の象徴として、お互いにとって名誉ある毎年恒例のサッカーイベントとして開催されてきました。
そしてコロナ以降、初開催となる今回は、マレーシアカップの黄金時代の思い出を共有する象徴的な会場である、ムルデカスタジアムで開催されます。
ここの会場は1970 年代から 1990 年代まで、このスタジアムはシンガポールとセランゴールの数々の名勝負を繰り広げてきた会場らしく、シンガポールとマレーシアのフットボールの歴史の記録に忘れられない瞬間を刻み、世代を超えたファンの全体の共有の思い出となっているそうです。こちらが以前に開催されていたセランゴール・スルタン・カップの様子です。
シンガポールリーグ選抜の日本人選手
Nakamura Kyoga | 仲村 京雅
1996年生まれ、千葉県出身
元U-17日本代表経験もあり、Jリーグではジェフユナイデット市原・千葉なども経て、2019年よりシンガポールリーグへ移籍し、リーグベストイレブンなども受賞。現在はシンガポールでの国籍取得を目指し、シンガポール代表としてワールドカップ出場を目標にしている。好きな言葉は、夢は逃げない 大胆にかつ冷静に。
Yamashita Shuya| 山下柊哉
1998年生まれ、石川県出身
岡山県作陽高等学校、常葉大学に進学。大学時代には主将も務めた。2021年よりシンガポールリーグでデビューし、リーグベストイレブンなど受賞。好きな言葉は、今を生きる。
Tanaka Kodai|田中 幸大
1999年生まれ、神奈川県出身。横浜Fマリノスの下部組織から、東海大学付属甲府高等学校、拓殖大学に進学。2022年からシンガポールリーグでデビューし、リーグベストイレブンや年間最優秀選手を獲得。好きな言葉は、急がば回れ。
Fukashiro Riku | 深代 陸
2000年生まれ、大阪府出身。西武台高校から拓殖大学を経て、2023年からシンガポールリーグでデビュー。好きな言葉は、努力は裏切らない。
セランゴール・スルタン・カップ(SOSカップ)観戦について
開催日時
2024年8月17日(土) 21時KICK OFF
@Stadium Merdeka
2019年にシャー・アラムで開催されたSOSカップの前回大会では、シンガポール選抜はセランゴール選抜に0-1で敗れました。今回はシンガポール選抜がシリーズ9回目の勝利を目指します。試合前に20時からは、シンガポールの伝説的FW、ファンディ・アマドやGKリザル・ハッサンなどが出場するレジェンドマッチも予定されている。
観戦に興味ある人は、2024年8月13日までに、以下のリンクから登録フォームを通じて、シンガポールサッカー協会に登録することになります。
シンガポールからマレーシアの試合会場まで無料のバス送迎あるとのことなので、興味のある人はチェックしていただくか、本サイトの問い合わせフォームよりお問合せください。