今シーズンより新しく日本人オーナーの坂本俊吾氏が就任、元日本代表の李忠成氏がクラブのバイスチェアマンを務め、Jリーグから風間宏矢や小林祐希など、Jリーガーを獲得し注目を集めているBG タンピネス・ローバーズFC。
シンガポールプレミアリーグだけでなく、タンピネスがシンガポールからアジアの頂点を目指すACL2、そんな彼らが勝ち進んでいるACL2、ベスト8で対戦するバンコクユナイテッドを今回は紹介します。

©Ayumi Nagami
タンピネスのここまでの戦い
まずは対戦相手のバンコクユナイテッドの紹介の前にタンピネスのACL2ここまでの戦いを改めて振り返っていきます!
予選までの戦い・そしてチームに関する詳しい記事はこちらから!

相手のレギュレーション違反もありベスト16を2戦合計6-1で突破!
ACL2ベスト16の相手はベトナムの強豪 コンアイ・ハノイFC。
アウェイゲームのハノイで迎えた1stレグは0-4と力の差を見せつけられる展開に。しかしなんと試合数日後に相手の大会規約違反が発覚。本来イエローカード累積で出場できない選手がプレーしたとし、3-0でタンピネスの勝利が確定。
ホームで迎えた2戦目はリードを生かして3-1で勝利。2得点を決めたエース東川続選手は同チームのトレント選手と並ぶ合計6得点でACL2大会の得点ランキングトップへと躍り出ました。

バンコクユナイテッド クラブ概要・歴史
タンピネスとACL2のベスト8で激突するバンコクユナイテッド。チームは1988年に大学チームとして活動をスタート。2006年には当時のタイ・トップリーグでなんと優勝!大学を母体とするクラブとしては異例の快挙で、大きな注目を集めました。
2009年には現在のバンコクユナイテッドに改称し、大学組織から独立したプロクラブとして新たにスタート。そして2010年、タイ最大級の通信企業であるTrue社による買収と全面支援を経て、タイを代表するビッグクラブへと成長を遂げました。
クラブは2016年から使用してきたタマサート・スタジアムを去り、2025/26シーズンより天然芝完備のサッカー専用スタジアム、True BG Stadium(旧BGスタジアム)へ本拠地を移しました。
スタジアムの所有者であるBGグループと、バンコクユナイテッドの親会社であるTrue社が提携し、スタジアム名はTrue BG Stadiumへと改称。BGグループが保有するBGパトゥムユナイテッドFCとの共同利用となっています。
バンコクユナイテッドにとって国内リーグ優勝は2006年の一度だけですが、2023-24シーズンのFAカップでは優勝。タイトルは多くないものの、安定してリーグ上位に入ってくる強豪クラブです。(2026年2/28現在リーグ4位)
ACL(現ACL Elite)では2023-24シーズンのベスト16が最高成績。当時はグループステージでは韓国の強豪、全北現代モータースなどを抑えて首位突破を果たしました。
インスタグラム
ホームスタジアム
True BG Stadium
収容人数:15,114人
バンコクユナイテッドの今季のパフォーマンスとACL戦績
Thai League1 では現在リーグ4位
開幕4試合では同じく強豪のBGパトゥムへの勝利も含んで3勝1分と上々のスタートを切りましたが5節のブリーラムに負けると引き分けの試合も多く、現在リーグ戦全体の30試合中20試合を終えて11勝6分3敗で勝ち点39。1位のブリーラムが独走状態ですが、リーグの2位以降は拮抗しており、26-27シーズンACL Eliteへの出場をめぐって2位争いが加熱しています。
ACL2でのここまでの戦い
グループリーグはインドネシアの強豪、ペルシブに次いで2位突破。
3位のライオンシティセイラーズFCとは同勝ち点でしたが、大会レギュレーションによって同勝ち点の場合は得失点差よりも直接対決の結果が優遇され、ホームアウェイとセーラーズに2度勝利しているバンコクユナイテッドが決勝トーナメントへの切符を手にしました。
ベスト16ではJリーグでも活躍したオーストラリア代表 ミッチェルデューク選手を擁するマッカーサーFCと対戦。ホームで2-0で見事先勝するとアウェイでも粘り強く2-2と引き分け合計4-2で突破を決めました。
注目選手
ムフセン・アルガッサニ Muhsen Al-Ghassani
昨シーズンよりバンコクへ加入した現役オマーン代表のFW。昨シーズンはタイリーグで15得点、今回のACL2でも7試合で5得点を記録している点取り屋。
久乗聖亜 KUNORI Seia

©Ayumi Nagami
東山高校→関西大学→アルビレックス新潟シンガポール→BGタンピネスローバーズFC →バンコク・ユナイテッド(タイ)
関西大学卒業後、アルビレックス新潟シンガポールでプレー。
プロ1年目のアルビS時代、翌年のタンピネスでプレーしたプロ2年目もどちらもシンガポールプレミアリーグにおける最優秀若手選手賞およびベストイレブンに選出。
特にタンピネスで2024/25シーズンプレーしたACL2では6試合で6ゴール、大会得点ランク4位タイにランクイン。その活躍が認められて今季よりバンコクユナイテッドに加入。
開幕2試合で3ゴールと移籍後いきなり結果を出す。チームの中心選手としてここまでリーグ戦16試合に出場し、本人も古巣のタンピネスとの対戦を熱望していたかと思いますが、怪我で1月10日の試合での出場を最後に離脱が続いています。
ティーラシン Teerasil Dangda

37歳ながらいまだにタイ代表としてプレー。A代表通算128試合出場のレジェンド。
サンフレッチェ広島や清水エスパルスでもプレー。今季よりバンコクユナイテッドに加入し14試合4ゴール。
ACL2 準々決勝 試合スケジュール
3月5日(木) 1stレグ
20:15 SGT
21:15 JPT キックオフ @Pathum Thani Stadium(タイ)
3月12日(木) 2ndレグ
20:15 SGT
21:15 JPT キックオフ @Jalan Besar Stadium(シンガポール)
注目の2ndレグがシンガポール開催!
風間宏矢選手や小林祐希選手を身近で見るチャンス!このベスト8を突破できればいよいよベスト4でガンバ大阪との対戦のチャンス!シンガポールやバンコクにお住まいの方は、ぜひ東南アジアサッカーを堪能するために、足を運んでみてください!
