
9/6(日)に行われたコミュニティーシールドでは、チャンスを作りながらも昨季王者ライオンシティ・セーラーズに0-2で敗れ、タイトル獲得とはならなかったタンピネス・ローバーズ。昨年もセーラーズに続いて、リーグ戦2位、カップ戦準優勝とあと一歩のところでタイトルを逃す悔しいシーズンだった一方、アジアを舞台にしたACL2では、BGパトュム、浦項スティーラーズ、コンアン・ハノイFCを破り、ベスト8進出を果たしました。
昨年の経営陣刷新を経て、新たな体制で迎える今シーズン。風間宏矢選手、小林祐希選手といった経験豊富な選手に加え、昨季ブレイクを果たした東川続選手ら主力も残留し、新戦力も補強。
いよいよ開幕する2026/27シーズン。タンピネスは王者セーラーズの牙城を崩すことができるのか。注目選手や新戦力とともに、今季のタンピネスを徹底解説します!
クラブ概要・歴史
1945年の設立し、80年以上の歴史をもつ同クラブは2010年代に黄金期を迎え2011-2013にかけては国内3連覇を達成。タイトルこそ2019年のシンガポールカップ(2025年のコミュニティシールドを除く)が最後ですが毎年優勝争いに食い込む強豪で、今年もACL2に出場します。
昨年、8年間チェアマンを務めたデスモンド氏が退任し、サッカー協会入り。新しく日本人の坂本俊吾氏が会長職に、元日本代表の李忠成氏が副会長に就任し、クラブとしては新しく「日本人主導」の転換点を迎えました。
新体制で挑んだ昨シーズンは、クラブの新たな歴史の幕開けにふさわしい素晴らしい1年となりました。激しい優勝争いの末、リーグ戦では堂々の準優勝。アジアの舞台であるACL2(AFCチャンピオンズリーグ2)でもベスト8進出という大躍進を遂げました。なかでも存在感を放ったのが、新加入の東川続(Hide Higashikawa)選手です。年間公式戦38試合で32ゴールという圧倒的な得点力を発揮し、見事シンガポール・プレミアリーグの年間MVPを獲得し、チーム躍進の立役者となりました。
昨年加入したベテランの風間宏矢選手、小林祐希選手、そして若手の東川続選手や鷲見星河選手もチームに残り、新たな日本人選手が加入するなど非常に楽しみな陣容を揃えシーズンへと臨みます。

ホームスタジアム : Out Tampines Hub
収容人数:5,000人
最寄りMRT駅 Tampines(グリーンライン/ブルーライン)から徒歩5分
ショッピングモールがすぐ隣にある複合型スタジアム。ピッチの周りが壁に覆われ、ランニングコースからピッチが見える風景は非常にユニーク。コンパクトですが先進的なスタジアムとして世界中のサッカー関係者が視察に訪れます。
ゲイランインターナショナルFCと共有のホームスタジアムとなり、両クラブが戦う際はイースタンダービーと呼ばれます。
スタジアム内には飲食販売がありません。その代わりスタジアム自体が複合施設の中にありますので、シッピングモールやホーカーセンターでテイクアウトして持ち込むことになります。飲み物を持ち込む場合は紙コップに移し替えて持ち込む必要があります。
注目選手
東川続 | Hide Higashikawa #25

ポジション: FW
香川西高校 → 国士舘大学 → 栃木シティFC
昨シーズン タンピネスへ加入すると、リーグ戦20試合19得点と大ブレイクしシンガポールプレミアリーグMVPを獲得。さらにACL2でも9試合6得点で得点ランキング2位を記録し、アジアの舞台でも存在感を発揮した若きストライカー。今季から栃木シティよりタンピネスへ完全移籍し、さらなる活躍が期待される。

小林祐希 | Yuki Kobayashi #49

ポジション: MF
東京ヴェルディユース → 東京ヴェルディ → ジュビロ磐田 → SCヘーレンフェーン(オランダ) → ワースラント=ベフェレン(ベルギー) → アイホールSC(カタール) → ソウルイーランドFC(韓国) → 江原FC(韓国) → ヴィッセル神戸 → 北海道コンサドーレ札幌 → いわてグルージャ盛岡
元日本代表MFで、代表通算8試合1得点。ジュビロ磐田や北海道コンサドーレ札幌などJリーグで活躍したほか、オランダのSCヘーレンフェーンをはじめ海外でも豊富な経験を持つ。昨季途中にタンピネスへ加入した、ベテランとしてチームを支える経験豊富な司令塔。

風間宏矢 | Koya Kazama #88

ポジション: MF
清水商業 → VfL Osnabrück (ドイツ) → 川崎フロンターレ → 大分トリニータ → FC岐阜 → FC琉球 → ジェフユナイテッド千葉
元日本代表の父、風間八宏の次男で、Jリーグで豊富な経験を持つMF。巧みなボールコントロールとパスセンスで、チームの攻撃を組み立てる。昨年はシンガポールプレミアリーグでNo.1の14アシストを記録し、アシスト王を獲得。

鷲見星河 | Sumi Seiga #33

ポジション: DF/MF
名古屋グランパスU18 → 明治大学 → ファジアーノ岡山
元U-17/18日本代表経験をもつ大型ボランチ。対人守備の強さと高さをもちあわせ、センターバックの役割もこなすマルチぶりでチームに攻守で貢献し、今年はファジアーノ岡山からタンピネスへ完全移籍。

横山翔大 #11

ポジション: DF/MF
東海大相模高校 → 大阪体育大 → アルビレックス新潟シンガポール→ ホウガンユナイテッドFC → ゲイランインターナショナルFC
ゲイランから新加入した左利きのマルチプレイヤー。シンガポールで4シーズン目を迎え、中盤から、ウィングやサイドバックまでをこなし、精緻なキックで攻撃を牽引する。

今期ACL2 グループステージの陣容
ACL2 2026/27 グループG
タンピネス・ローバーズFC
FC町田ゼルビア(日本)
上海申花(中国)
プレア・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC(カンボジア)
タンピネスが戦略的パートナーシップを組んでいる、Jリーグの町田ゼルビアと同組に!町田ゼルビアとタンピネスの試合は10/15(水)にシンガポールのJalan Besar Stadiumにて、12月3日(木)に町田ホームにて、開催されます!
リーグ戦チケット購入方法
シンガポールプレミアリーグのチケットはTrip.comにて全チーム購入が可能!
各試合キックオフの2時間前よりスタジアムでの当日券の販売もありますが、上位同士の対決などはチケット売り切れの可能性もあるため注意!
大人 S$21
学生・子供(3–12歳)・シニア(60歳以上) S$11

